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【腰痛知識】腹筋は腰痛改善につながるのか？
中央区日本橋で「唯一」の慢性腰痛専門整体院の院長 浦本武揚です。
日本橋の喫茶店よりブログを書いております。
今回は『腹筋は腰痛改善につながるのか？』についてお話しさせていただきます。
よく患者様から、
「どこの筋肉をつければこの痛みが良くなりますか？」
とか
「腹筋は腰痛に効果的と聞きました」
と伺うことが多いです。
私は痛みを改善するのに筋トレは必要ないと考えています。
その理由を今回お話しさせていただきます。
過去のブログでもお伝えしてますように、腰痛の主な原因は「骨盤の後傾」によるものです。
上のイラストを見てほしいのですが、基本、腹筋を行う姿勢は骨盤が後傾となります。
それだけでなく、背中も丸くなるし首も前に突っ込んだ姿勢での筋トレですので、腰痛を助長しかねない姿勢となっているはずです。
腰痛の方の腹筋動作は、身体からすれば「もう勘弁して！」といった姿勢なのです。
世の中の、腰痛とは無縁の方は筋トレをしているでしょうか？（もちろんされている方もいるでしょうが）
もちろん、筋トレは身体にとってメリットは多いです。
かくいう私も軽い筋トレを日々やっております。
ですが、痛みを抱えている方が行う筋トレは、かえってマイナス作用を引き起こすリスクがあるんです。
「痛みがある」は「身体動作の連動がスムーズでない」と私は考えます。
つまり、どこかしらに歪みがあり、そこが原因で疲労が溜まり、痛みが出ている。
ですから順序として、身体の動き・連動を改善させることが優先なのです。
腰痛を改善する上で、患者様にしてほしいこと。それは、
「適度な運動」そして「ストレッチ」。
この２つを取り入れてください。
仕事に従事している間はどんな姿勢で行っても構いませんが、それ以外のプライベートな時間にしっかり身体のケアも組み入れることが、痛みのない生活を送るには必須だと考えます。
もしそれでも、筋トレがなさりたいであれば、腹筋でなく“背筋”をしてください。
今の世の中、背中を丸くした姿勢でいることが当たり前となっています。
背筋をして、身体を反らすことも身体への刺激として入れていただけると腰痛には効果的です。
が、筋トレ感覚でなさるのではなく、動きを作る感じでなさってください。
ポイントは筋肉をつける必要はないのです。
背中を反らす動きを身体に“伝える”これで十分です。
【腰痛改善できる背筋のやり方】
１、うつ伏せになり、足の指先を立てる
２、どなたかに足首を体重をかけて乗ってもらい、動かないよう固定してもらう。（動かない物に足首を引っ掛けても良いです）
３、両手を腰で組み、顎をしっかり引いた状態で背中を反らせる。
※顎をしっかり引くと仰け反り幅は狭くなりますが、それで良いです。ポイントは動きを入れればいいのです。
計５回〜１０回やっていただければ十分です。
運動によって、腰痛を改善したいと思われるのはとても素晴らしいことですが、筋トレは逆効果の可能性もあるということを知っていただければと思います。
身体の骨格に不具合がある場合、身体の使い方に問題があるという観点から考えると、そこを改善するのが正しいケアのやり方です。
筋肉の鎧は整って痛みがなくなった暁に、予防という観点でしっかりしていただくことをお勧めします。
−浦本武揚 拝
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ー中央区の慢性腰痛専門整体整骨院 -整体-手わざー
院長 浦本 武揚
