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【慢性腰痛】杖を使った歩行
中央区日本橋で「唯一」の慢性腰痛専門整体院の院長 浦本武揚です。
駒澤大学駅の喫茶店よりブログを書いております。
今回は『杖を使った歩行』についてお話しさせていただきます。
腰痛や膝痛など、下半身に自信がなくなってきた方は、転倒を予防するため杖を使うようになられます。
東京都中央区ではご高齢の方に杖を無償で給付しているので、患者様でも杖を使ってご来院される方もしばしばおられます。
この杖を使っての歩行で、私なりの見解を今回はお伝えさせていただきます。
ご来院時に杖を使い歩いて来られた方が、お帰りの際、忘れてお帰りになられるということがあります。
これはどういうことかと言いますと、当然身体の具合が良くなられたということなのですが、
つまり、
「2足歩行でもバランスが取れて、歩けるようになった」
ということです。
結論を申しますと、私は”杖を使った歩行というのはお勧めしません”
その理由は、「3足歩行となってしまうから」です。
人間の身体はユニットとして働きます。
つまり、いろいろな関節や筋肉がそれぞれを補い、バランスを保ちながら動作することが可能となります。
2足歩行を基礎として、生まれてきている我々が突然、3足歩行になったら調子を崩すのは当たり前です。
とはいえ、転倒のリスクを考えたら、いろいろな身体の箇所に支障をきたしたとて、杖をついた歩行を止めることができないのが現実。
そこで、お勧めしたいのが、「トレッキングポール」です。
奇数になってしまうから、偏ってしまうのです。
ですから偶数、つまり1本ではなく、2本で身体の両側を支える形にしていただくのが、より理想的な歩行につながるわけです。
こちらのイラストの女性のように、荷物はリュックサックで且つ、胸の前でバックル留などができると胸を張ったウォーキングが自然と可能になります。
お越しいただいている患者様にも同様のことをお伝えすると、「目立って嫌だな」とおっしゃられる方もいますが、昨今、トレッキングポールを使ってのお散歩をされる方は非常に増えたなという実感です。
いかがでしょうか?
お勧めしたトレッキングポールですが、私はあくまでもリハビリとして考えていただきたいなと思っています。
本当は2足歩行が一番自然な在り方です。
現在、一般的な杖を使って歩いている方は、ぜひ一度この点について考えてみてください。
「あなたの歩き方は、身体にとって本当に良い姿勢と言えるでしょうか?」
−浦本武揚 拝
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ー中央区の慢性腰痛専門整体整骨院 -整体-手わざー
院長 浦本 武揚